最近、自分の生活が少し変わってきた気がする。
パリ滞在を経て、必要なものだけで暮らすこと、余白を持つことを大事にするようになった。
物を増やしすぎず、予定を詰め込みすぎず、その中で自分にとって本当に必要なものを選ぶ。
以前よりシンプルになったはずなのに、不思議と毎日はちゃんと満ちている。
毎日ジムに行って身体を動かし、汗を流して帰る。
帰宅したら洗濯をして干す。
この一連の流れが、私にとって大事なリセットになっている。
身体も生活も整うことで、気持ちまで軽くなる。
そのあとに飲むコーヒー。
日によってはソイラテ。
その一杯が、ひとつの区切りになる。
スーパーで新鮮な魚を見て、何を作ろうか考えるのも今の楽しみのひとつだ。
買った魚を自分で調理し、その残りで次の日のお弁当のおかずを考える。
限られた食材の中で小さなアイデアを生み出すことが、日々の創造になっている。
お金の管理もしている。
語学の勉強も続けている。
フランス語は日常の一部になり、そこに新しくギリシャ語への興味も生まれてきた。
やることはたくさんあるように見える。
でも不思議と忙しいとは感じない。
全部、自分に合うペースで無理なく続けられているからだと思う。
最近は茶道も始めた。
これが思っていた以上に今の自分に合っている。
昔通っていた着付け教室で買った着物や、祖母が譲ってくれた着物が、今また役に立ちそうだ。
過去に自分が選んだものや、受け継いだものが、時間を越えて今につながっている。
余白があるからこそ、新しい好きなことが入ってくる。
そしてその好きなことが、また生活を少し豊かにしていく。
今の私は、忙しさの中ではなく、余白の中で生きている。
その余白の中で、小さなアイデアを生み出しながら、自分の暮らしを育てている。
それが今の私にとって、いちばん心地いい生き方なのかもしれない。