贅沢とは、お金を使うことだけではなかった


最近、自分の生活は意外と贅沢なのかもしれないと思うようになった。

そう言うと、高級レストランやブランド品を想像する人もいるかもしれない。

しかし、私の生活はそういうものとは少し違う。

朝は手作りパンを食べる。

コーヒーに豆乳を加えてソイラテを作る。

最近はギリシャ旅行で買ったペパーミントやハイビスカスを水出しにして楽しんでいる。

魚売り場で見つけた新鮮な魚を料理し、ランニングを続け、フランス語を学ぶ。

さらに茶道も始めた。

特別にお金をかけているわけではない。

むしろ最近は、家にあるものを活かすことが増えた。

ジム用の洗顔フォームを買おうとして、ギリシャで買ったオリーブオイル石鹸が残っていることを思い出した。

プロテイン用に常備していた豆乳は、今ではソイラテになった。

ペットボトルは漏斗や簡易ゴミ箱として再利用している。

以前なら新しいものを買っていたかもしれない。

しかし今は、「家にあるものでできないだろうか」と考えることが増えた。

不思議なことに、その方が暮らしは豊かになった気がする。

旅先で買ったハーブを飲むたびに旅を思い出す。

海外の友人と連絡を取り合うたびに世界が少し近く感じる。

朝のソイラテ一杯でも満足感がある。

贅沢とは、高価なものを手に入れることだけではないのだと思う。

自分の時間を楽しみ、好きなことを学び、あるものを工夫して使う。

そんな暮らしもまた、一つの贅沢なのかもしれない。