最近、私はレシートを見るのが好きだ。
もともとは、紙を無駄にしたくなくて始めた。
レシートをノートに貼り付けて、記録として残す。
そこに、電子決済でレシートが出ないものは手書きで追加するようになった。
最初は単なる管理だった。
でも今では、小さな生活記録になっている。
何を食べたか。
どこへ行ったか。
どんな気分だったか。
クレジットカードの確認にも役立つ。
「これは何の支払いだっけ?」という時も、ノートを見ると生活の流れごと思い出せる。
私は昔から記録することが好きだ。
日記も書くし、語学学習のメモも残す。
研究職をしていた頃の癖もあるのかもしれない。
最近は、家にあるものを消費することを楽しんでいる。
ぶなしめじをオリーブオイルで炒めて黒こしょうをかける。
もち麦を煮る。
トマト缶でリゾットを作る。
そして、お酒。
前に酒屋で買ったカシスシロップといちじくシロップを、ウイスキーのお湯割りに入れてみた。
意外なくらい美味しかった。
この前は、消しゴム付き鉛筆の消しゴムが取れていた。
接着剤でつけ直し、乾くのを待っている間に、ざくろシロップでウイスキーを割ってみた。
そんな小さなことが、妙に楽しい。
昔なら、新しいものを買うことに意識が向いていた気がする。
でも今は、「今あるものをどう活かすか」を考えることの方が面白い。
地味な生活かもしれない。
でも、
- 壊れたものを直す
- 家にあるもので料理する
- レシートを貼る
- ノートを書く
- お酒を飲みながらフランス語を見る
そんな時間の中に、ちゃんと満足感がある。
フランス語も、最近は「勉強」という感じではなくなってきた。
お酒を飲みながら少し読む。
気になる表現を眺める。
全部やり切るより、「もう少しやりたい」と思うくらいで止めておく。
好きだからこそ、無理に消費したくないのかもしれない。
派手ではないけれど、自分の暮らしを自分で回している感覚がある。
最近は、そんな毎日が結構好きだ。