今日のスーパーでの買い物は、まるで宝探しみたいだった。
市場から仕入れられた新鮮なイカを見つけて、刺身用にさばいてもらい、夕方に受け取りに行った。こうしてその日のうちに食卓に並ぶ魚は、それだけで特別だ。
さらに夕方、半額になった鯛の切り身を見つけた。迷わず手に取り、塩焼きにした。こういう出会いは、まさにお宝だと思う。
初めて食べる白ごちにも挑戦した。知らない魚を買うのは少し冒険だけれど、その一歩が食卓を広げてくれる。
見切り品のじゃがいもとにんじんも買った。じゃがいもは、パリ滞在中によくやっていた食べ方で調理した。レンジで温めて、塩と黒胡椒をまぶすだけ。シンプルだけれど、素材そのものの味がよくわかる。遠い土地で覚えた習慣が、こうして今の暮らしの中に自然と残っているのが面白い。
今夜の食卓には、イカの刺身、魚屋さんおすすめの刺身醤油、鯛の塩焼き、そしてじゃがいも。
高いものを買ったわけじゃない。けれど、自分の目で選び、自分の手で調理し、美味しく食べる。
それが今日のお宝だった。
美味しい思いをしている。そんな日々は、思っている以上に豊かだ。