あるものから広がる一日


今日は不思議な一日だった。

最初は赤紫蘇酒を作ろうと思っただけだった。しかし、そこから次々と新しいアイデアが生まれた。

家に残っていた氷砂糖をどう使おうか考えているうちに、ギリシャ旅行で買ったペパーミント、ハイビスカス、カモミール、ラベンダーのことを思い出した。

最初はシロップ作りを考えたが、煮出すのが面倒だと気づいた。そこで発想を変え、水出しハーブティーを作ることにした。

2Lのペットボトルにペパーミントを入れた。さらにハイビスカスも別に仕込んだ。明日の朝にはどんな味になっているだろう。

その途中で、ペットボトルの上部を切れば漏斗になることにも気づいた。下の部分は簡易ゴミ箱として使える。

ドラッグストアではベトナムフォーの即席麺が半額になっていたので思わずまとめ買いした。一方で、ジム用の洗顔フォームを買おうとして、ギリシャで買ったオリーブオイル石鹸が家にあることを思い出した。結局、新しいものは買わず、それを使うことにした。

振り返ると、今日は何かを大量に消費した日ではない。

むしろ、すでに持っているものを見直し、新しい使い方を見つけた日だった。

旅先で買ったハーブや石鹸が、今の暮らしの中で再び活躍し始めている。

豊かさとは、必ずしも新しいものを手に入れることではないのかもしれない。

あるものを活かしながら、少しずつ暮らしを面白くしていくこと。

そんなことを考えた一日だった。