茶道教室1日目。世界が広がったから、日本が見えてきた


今日は茶道教室の初日だった。

教わったのは、帛紗さばき、和菓子のいただき方、そして抹茶の飲み方。

初めてのことばかりで緊張したが、とても面白かった。そして不思議なことに、お稽古が終わる頃には気持ちが落ち着いていた。

茶道というと、もっと厳しくて格式高い世界を想像していた。だから入門することに対して、重い覚悟のようなものが必要なのかと思っていた。

しかし実際は違った。

重さよりもワクワクのほうが大きい。

むしろ早くお茶屋さんへ行って道具を見てみたいと思っている。

考えてみると、私が茶道に興味を持ったのは、海外の友人たちとの出会いが関係しているのかもしれない。

ここ数年、フランスやオランダの友人と交流を続けてきた。異なる文化や価値観に触れ、自分とは違う世界を知ることの面白さを感じている。

特にフランスの食文化には強く惹かれた。

食べ物を大切にすること。

季節を感じること。

食事の時間を楽しむこと。

農家の家に生まれた私にとって、その考え方には共感する部分が多かった。

外国の文化を知れば知るほど、不思議なことに自分の国の文化にも興味が湧いてきた。

日本にはどんな価値観があり、どんな美意識があるのだろう。

その答えの一つが茶道なのかもしれない。

最近の私は、毎日ランニングをしている。

以前は運動という感覚だったが、今では身を清める習慣のようになっている。

朝はコーヒーを飲みながらフランス語を学び、日記を書き、家にある食材で料理を工夫する。

そんな生活の中に、茶道が自然に加わった。

何かを競うためではなく、自分を整えるための時間。

初日を終えた今、茶道はそんな存在になりそうな気がしている。

世界に目を向けたからこそ、日本が見えてきた。

茶道教室の初日は、そんなことを感じた一日だった。

まだ何も分からない初心者だが、この新しい世界を少しずつ学んでいきたいと思う。

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