最近、早朝のマクドナルドへ行っている。
コーヒーを一杯頼み、1時間ほどフランス語を見る。
それだけだ。
以前なら、「もっとちゃんと勉強しなければ」と思っていたかもしれない。
単語帳を何ページ進めたとか、何時間やったとか。
でも今は少し違う。
コーヒーを飲みながら、フランス語の記事を読む。
気になった表現を眺める。
分からない単語があっても、全部止まって調べるわけではない。
それでも、ちゃんと前に進んでいる感覚がある。
最近の私は、「お金を使って楽しむ」というより、「あるもので楽しむ」方向に変わってきた。
家にある食材で料理をする。
残っていたシロップでウイスキーを割る。
レシートをノートに貼る。
電子決済の記録は手書きで追加する。
地味なことばかりだ。
でも、妙に楽しい。
ぶなしめじをオリーブオイルで炒め、黒こしょうをかける。
もち麦を煮る。
ざくろシロップをウイスキーに入れてみる。
「今あるもので何ができるか」を考えていると、生活がどんどん広がっていく。
しかも、その生活には小さな進捗がある。
今日は朝にフランス語を見た。
今日はランニングした。
今日は家にあるもので食事を作れた。
ほんの少しだけれど、毎日ちゃんと積み重なっている。
昔は、もっと刺激を求めていた気がする。
新しいもの、外の世界、たくさんの予定。
でも最近は、静かな時間の方が心地いい。
早朝のマクドナルドでコーヒーを飲みながらフランス語を見る時間は、単なる勉強時間ではなく、「自分の生活を始める時間」になっている気がする。
仕事が始まっても、この習慣は続けたいと思っている。
派手ではない。
でも、自分で自分の生活を回している感覚がある。
最近の私は、そういう毎日が結構好きだ。