トマト酒|食材から調味料へ


トマトをお酒に漬けると、性質が変わる。

水分を含んだ野菜から、
**旨味とアルコールを抱えた“濃い素材”**へ。

そのままでは強すぎるけれど、加熱すると一気にまとまる。

鶏むね肉と一緒に煮ると、
トマトの甘みと酒のコクが合わさり、深みのある味になる。

ここで気づく。

これはもうトマトではなく、調味料だと。

素材の役割が変わる瞬間を楽しめるのが、この酒の面白さ。