パリというと、カフェで過ごし、美術館を巡り、外食を楽しむ街というイメージが強いかもしれない。
でも今回の3ヶ月滞在で、私は少し違う生活をしてみた。
テーマは、「お金をかけずに、生活を成立させること」。
観光ではなく、あくまで“生活”としてのパリだった。
図書館を中心にした生活
今回の滞在で軸にしていたのは、図書館だった。
特に通っていたのが、フランス国立図書館(BnF)。
広くて静かで、長時間集中できる環境が整っている。
ここで毎日のようにフランス語の学習や作文練習を行った。
カフェではなく、「勉強するための場所」としてのパリを使っていた感覚に近い。
パリにはこの他にも無料で利用できる図書館が多く、Wi-Fi環境も整っている。
勉強をする人にとっては、かなり恵まれた街だと思う。
カフェに行かないという選択
パリ生活といえばカフェ文化だけど、私はほとんど利用しなかった。
理由はシンプルで、毎日通うとそれなりの出費になるから。
その代わりに、昼食は自分で用意して持参するスタイルにした。
図書館で食べられる場所を見つけて、そこで簡単に済ませる。
最初は少し味気ない気もしたけれど、慣れるとこれが一番落ち着く。
余計な出費も減り、生活のリズムも安定した。
「観光しないパリ」という過ごし方
有名な観光地にはほとんど行かなかった。
過去の旅行で一通り訪れていたこともあるけれど、今回はあえて「日常」を優先した。
スーパーで買い物をし、同じ道を歩き、同じ場所に通う。
ときどき気分転換に街を歩くだけでも、十分にパリを感じることができる。
一見地味だけど、この繰り返しが一番リアルなパリ生活だったと思う。
それでも残した「自分らしさ」
節約を意識した生活ではあったけれど、すべてを削ったわけではない。
スカーフや洋服など、自分が「いい」と思ったものにはお金を使った。
実際、スカーフは気づけばかなりの枚数になっていた。
不思議と、こういう出費には迷いがなかった。
生活をシンプルにする一方で、美意識の部分は残しておきたかったのだと思う。
お金をかけないことで見えたもの
今回の滞在で感じたのは、
「お金を使わなくても、パリ生活は成立する」ということ。
むしろ、シンプルな生活にしたことで、
・自分の時間の使い方
・何に価値を感じるか
が、はっきり見えるようになった。
まとめ
華やかなイメージのあるパリだけど、過ごし方次第でいくらでも形は変えられる。
カフェに行かなくてもいいし、観光をしなくてもいい。
図書館と自炊を中心にした生活でも、十分に充実した時間を過ごすことができた。
次回は、実際にかかった費用についてもまとめてみたいと思う。